お肌の再生医療とは

老化した皮膚を子供の時のような皮膚に戻す!
まるで夢のような話ですが、再生医療を含む細胞培養の世界では、今世紀にも「可能な」ことなのです。
肌の細胞を再生するには、新しく線維芽細胞や表皮細胞を作らなくてはなりませんが、その際もっとも重要なキーワードになるものが「成長因子」なのです。
サイトカイン(cytokine)とは、いろいろな細胞から分泌されるタンパク質で細胞間に情報を伝達する物質です。(細胞間シグナル)
今世紀に入り多数のサイトカインが発見されました。その中に、必要な細胞の遊走や分化を促す「成長因子」というものが特定させるようになってきたのです。
特に真皮のコラーゲンを新生させる線維芽細胞の遊走とコラーゲンの生成にかかわっている成長因子が、bFGF、IGF-1、VEGF、EGF等です。 最近このような成長因子を遺伝子工学で生成することができ、医薬品として医療機関では既に利用しています。特に肌のアンチエイジングでは、今後もっともっと注目されてくると考えられています。
さらに、ご自分の表皮をわずかに切除し(耳の裏側からの皮膚採取が多い)、そこから線維芽細胞※1やマクロファージ※2を培養して何億倍にも増やします。それをあなたの必要な肌の部分に成長因子とともに注入して、肌を若返らすということも試みられており、これが現在の肌の再生医療です。
※1 線維芽細胞
皮膚に損傷が加わると損傷部に遊走してコラーゲンなどの産生を始める結合組織のひとつ。皮膚の機能を保つ上で最も重要な細胞。
※2 マクロファージ
貪食細胞、大食細胞とも呼ばれる白血球の1つで、免疫システムの一部を担う。












